量子化された無意味な人生

意味深だけど意味が無いブログだよ(:-Q)

ほとんどのブログって自己満足じゃんね?

ブログを自己満足で終わらせないために意識するべき7つのポイント|田端信太郎『MEDIA MAKERS』より
のタイトル見て思っただけ.↑はあんまりちゃんと読んでない.

個人がやってるブログってほとんど自己満足だし,自己満足だっていう認識がないままブログやると勘違いして「むきー!せっかく書いてやってるのになんで僕のブログは誰も読んでくれないんだああああ!人類滅亡しろ!」みたいなことになりかねないと思う.むしろ自己満足が良い.

たまに適当に書いたメモみたいなのが人の役に立つこともあるみたいだけど,大多数はネット上を漂うたくさんのノイズの一部でしか無い(この記事がその良い例).そんなのが自己満足じゃなくて誰かのためだとか思ってしまうと,たいした内容でもないのに「アクセス増えない」「コメントつかない」「いいね!されない」「ブックマークされない」みたいな理不尽な不満が募ってくる(FBとか無い大昔の体験談).こうなるともう何のためにブログ書いていたかわからなくなってしまう.大手ブログとか見てしまうと,あのくらいコメント来るのが普通とか勘違いしてしまうのもある.でもあれは何かのタイミングと才能が噛み合った結果で,自分のような凡人にはそのような機会はほぼ巡ってこないとわかるのに結構かかった.

で,個人ブログは自己満だからいいんだと思う.ブログとは他者の要請というしがらみを捨て,かつ他者への自己承認を満たすことができる,夢のような自由で無料な同人誌である!人に評価してもらう必要なんてなかったんや!(でも公開してるくらいだし評価されるとすごく嬉しい/// てへ☆)みたいなね.
これは偏見だけど「あなたがたの役に立つために書いたんです^^」っていう感じのブログは大抵どや顔が透けて見えるというか,押しつけがましいというか,恩着せがましいというか…,胸焼けを感じる.純粋な技術系のtipsとかは割とそうでもないんだけど,それは読者のためにって感じが薄い.

このブログみたいに決まったテーマがないブログなんかは特にそうかもしれないけど,テーマがあるブログだって役に立つことなんて一握りじゃないか?「誰も読んでくれないかもしれないけど,まとめたらまあ自分も楽しいしたまに自分の書いた記事が自分の役に立つしー.だれかの役に立つとかおまけみたいなもんですわ(ドヤァ」くらいの感覚でやった方が精神衛生上良いし,書いてて楽しいからいちいち気にするよりいい記事が書ける気もする.

そりゃ,アフィで一儲けしたいっていうのなら話は違ってくるかもしれないけど….なりふり構わないやり方か,天才的な才能があるかじゃないとまとまった額は稼げないだろうし,後者でも無い限り楽しくブログを書きつづけるなんてできないと思う.

ただし実際は誰も読まないような自己満記事でも「人に読まれるかもしれない」というのは頭に置いて書かなきゃいけない*1.たとえそれが誰も得しない自分の超個人的な日記だとしてもネット上に公開している以上誰かが見るかもしれない.やけくそになって「どうせ誰も見てないんだろ?だったらもう過激なこといいまくってやる!炎上だ!祭りだ!うぇーい!知り合いの悪口とかもどうせだから書いちまえクソッ」とかいうのはやめておいて,チラシの裏へ書いて日付をつけてスクラップ帳にまとめたほうがいい.

この記事もたぶん「〜のタイトル見て」くらいまでしか読まれない.私が思いついた考えは大抵すでに誰かがわかりやすい文体で記事にしている.
それと,クリスマスに書くような内容じゃない.
あと,かっこが多すぎてかっこつけすぎって某漫画みたいなことを思いついたが,虚空に向かってこんなことを言ってもむなしくなるだけだった.

*1:体感だけど,始めてブログを書いた10年くらい前よりネット人口が増えたせいかどうでも良い記事でも誰かが見てることは増えた気はする.